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サイズ:口径3.3×横幅15.5×奥行き10×高さ10cm
ヘレンドお得意のシノワズリ(中国趣味)セレクションです。
ハンガリーをこよなく愛した皇妃エリザベートが好んで滞在し、夏の離宮として利用されたゲデレ宮殿(ハンガリーの首都ブダペストの郊外ゲデレーにあるバロック様式の宮殿)。そこに納めたことで、栄誉あるその名を冠し、ヘレンドシノワズリ(中国趣味)の第1作目となったのがこちらのゲデレシリーズです。
福禄寿を尊ぶ中国独特の柄をとりこんだ作品。吉祥紋である松竹梅が描かれたパターンで、柿右衛門の影響を強く受けています。
高台には、金彩をあしらった繊細な透かし彫りを施し、
取っ手には「マンダリン(中国・清朝の官吏のこと)」と呼ばれる人気のモチーフである唐子人形が使用されています。
細かい技が駆使されており、あらゆる高等技術と遊び心が溢れるヘレンドが誇る魅惑のセレクションです。
※シノワズリとは・・・
17世紀後半から19世紀初頭、ヨーロッパで流行した美術様式のひとつ。
中国趣味を基調とし、ロココ様式との融合により、建築・家具・装飾に用いられ、とりわけ陶磁器に多様されました。
シノワズリパターンは、中国磁器や日本の磁器を手本とし、ハンガリー人のアジア系意識とヘレンドの豊かな遊び心が混じり合い独特の魅力を醸し出しております。
ハンガリーのブタペストから南西へ110km、牧歌的な村の名前がヘレンドです。ここにあった小さな陶器工場をモール・フィッシャーが買い取ったのが1839年。以来、磁器生産に切り替え、テーブルウェアの製作に力を注ぎます。1862年、オーストリアの女帝マリア・テレジアが育成したウィーン窯が閉鎖することになり、そのデザインの継承を許されたヘレンドは、一躍ヨーロッパの名窯となりました。
1866年、当時のオーストリア皇帝フランツ・ヨゼフがハンガリー皇帝を兼ねるようになると、宮廷での宴をヘレンドのテーブルウェアが彩ることになります。貴族の中の貴族と呼ばれたハプスブルグ家の保護のもとウィーンをはじめヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了しました。こうして隆盛を極めたオーストリア宮廷と共に、ヘレンドは大きく発展していきます。
現在も造形から絵付けにいたるまで全てハンドメイドという伝統を守りながら、その一方で新しいモチーフを次々と生み出しています。
「ヘレンド 商品のご購入に関するお願い」
ヘレンドは全てペインターによるハンドペイントの為、
細部のデザイン、パーツの配置、色合い等、1点1点異なります。(ペーパーナプキン等、一部商品を除く)
また、ペイントにムラが生じる場合がございますが、ハンドペイントの特性としてご理解ください。
シリーズによってはメインモチーフにも複数のバリエーションがあり、写真と異なる場合がございます。
モチーフや色合い、ペインターのご指定はお受けできませんので、予めご了承くださいませ。
※ポット等のふたのつまみ部分の色目や、フィギュリンの目などの描き方による表情違いなども含まれます。
「ヘレンド 商品のバックスタンプについて」
バックスタンプのデザインは製造時期により商品画像と異なる場合がございます。
ハンガリーをこよなく愛した皇妃エリザベートが好んで滞在し、夏の離宮として利用されたゲデレ宮殿(ハンガリーの首都ブダペストの郊外ゲデレーにあるバロック様式の宮殿)。そこに納めたことで、栄誉あるその名を冠し、ヘレンドシノワズリ(中国趣味)の第1作目となったのがこちらのゲデレ シリーズです。19世紀にヘレンドか初めてシノワズリの陶器を持ち込み、福禄寿を尊ぶ中国独自のめでたい絵柄を取り込んだ作品。吉祥紋である松竹梅が描かれたパターンで、柿右衛門の影響を強く受けています。